夏を思わせるような暑さの日も多かった6月。
加山興業では、地域イベントへの参加や学校での授業、新たな取り組みの準備など、さまざまな活動を行いました。
日々の実践を通じて、たくさんの人や地域とのつながりを深めることができた1ヶ月。
そんな6月の取り組みをご紹介します。
とよかわ楽市
赤塚山公園で開かれている「とよかわ楽市」に、合計5日出店いたしました。
・6月7日(土)、6月8日(日)
・6月21日(金)、6月22日(土)
・6月29日(日)


日差しが強い日もありましたが、そんな日にぴったりだったのが、当社の看板ドリンク「はちみつレモネード」。
自然な甘さとさっぱりした飲み心地で、水分補給としても大人気でした。

また、今回は新商品のロングホットドッグも登場!
パンからはみ出すほどの超ロングソーセージは、見た目のインパクトも抜群で、ドリンクとのセット販売もご好評をいただきました。
雨や曇り空の日もありましたが、元気に遊ぶお子さまたちの姿に、私たちスタッフも元気をもらいました。
光ヶ丘女子高等学校 インターンシップ
光ヶ丘女子高等学校の皆さんとともに、インターンシップおよび福祉講座を実施しました。
工場見学やワークショップ、出前授業、アレンジレシピ発表など、盛りだくさんの内容で、生徒の皆さんとともに「働くこと」や「社会課題」について考える貴重な機会となりました。
■6月7日(土) 会社見学&ワークショップ体験
弊社へご来社いただき、工場見学を実施。
普段なかなか入ることのできない現場に、みなさん興味津々の様子で、真剣に観察しながら写真を撮る姿が印象的でした。
午後からはワークショップタイムとして、以下の2つのテーマに取り組んでいただきました。
・加山の魅力発信!SNS制作
・はちみつ焼き菓子ラベル作り


どちらも、女子高生ならではの感性とアイデアが光る内容となり、最後には自分たちでデザインしたラベルを貼ったバウムクーヘンをお土産に持ち帰っていただきました。
↓↓作成したSNS投稿を3つ紹介します↓↓
■6月9日(月) 出前授業「福祉講座」&試飲体験
光ヶ丘女子高等学校を訪問し、「なぜ加山興業が福祉事業に取り組むのか?」というテーマで出前授業を行いました。
また、障がい支援施設シンシア豊川さまとコラボして誕生した、バタフライピーコーディアルの試飲会も実施。
レモンを加えると色が変わるドリンクに、生徒のみなさんからは驚きと歓声が上がっていました。
今後は、このコーディアルを使ったオリジナルアレンジレシピの開発にも、生徒の皆さんと一緒に取り組んでいく予定です。

■6月23日(月) アレンジレシピ発表会
各チームで考案したバタフライピーコーディアルのアレンジレシピをプレゼン形式で発表していただきました。
どのアイデアも個性豊かで実現性に富み、発表に対するコメントにも学びや気づきが詰まっていました。
生徒の皆さんの真剣さや、商品開発への関心の高さが強く伝わってくる内容ばかりでした。


こうした教育機関との連携を通じて、環境・福祉・地域社会といったテーマを若い世代と共に考える取り組みを今後も続けてまいります。
豊川高等学校 インターンシップ
6月12日・13日の2日間、豊川高校の生徒さん3名が加山興業にてインターンシップを体験されました。
実際の現場作業から企画業務まで、幅広いプログラムを通して、私たちの事業や地域との関わりについて理解を深めていただきました。
■1日目:市田工場でのリサイクル体験
初日は、市田工場にてOA機器の解体作業を体験。
普段なかなか触れることのないリサイクルの現場に、生徒のみなさんは興味津々の様子。
手を動かしながら、資源の再利用や分別の重要性を学んでいただきました。
作業を進める中で「意外と細かく分かれているんだ!」「この部品も再利用できるんだ」といった気づきも多く、リサイクルの仕組みを肌で感じる1日となりました。


■ 2日目:企画・商品開発体験&ワークショップ
2日目は、加山興業の企画業務を体験。
リサイクル工場や自社養蜂場の見学にはじまり、人気商品のはちみつレモネード作りや、社内イベントで使用するワークショップ準備も行いました。
午後からは、再資源化素材を活用したレジンワークショップを実施。リサイクルされた素材が新たな価値を持つプロセスを、実際に体感していただきました。


最後には、「加山の魅力発信新聞」を作成。
見学で感じたことや学びを自分の言葉で表現する中で、加山興業の取り組みと地域とのつながりを深く捉えてくださった様子が印象的でした。
今回のインターンシップが、生徒の皆さんにとって「働くこと」や「地域との関わり」、そして「未来を考えるきっかけ」になっていれば幸いです。
豊川市内小学校 環境授業
6月は、豊川市内の3つの小学校(中部小学校・代田小学校・萩小学校)にて、出張環境授業を実施しました。
■6月13日(金) 中部小学校
当日は晴天に恵まれ、屋外でのプログラムも無事実施!
ごみの分別を学ぶ講話や分別ゲームに加えて、実際にパッカー車が目の前で動く様子に、子どもたちは大興奮。
講話中には積極的に手を挙げて発言する姿が多く見られました。


■6月19日(木) 代田小学校
真夏のような暑さの中でも、生徒の皆さんは元気いっぱい!
ごみの分別クイズやパッカー車の仕組みに関する説明にも興味津々で、乗車体験では笑顔と驚きの声があふれました。


■6月26日(木) 萩小学校
あいにくの雨となりましたが、子どもたちは元気に授業に参加。
ごみの投げ入れ体験や運転手さんへの質問タイムも設けられ、実際に働く人の声を聞くことで、よりリアルな学びとなりました。
講話では、分別ゲームを通じて楽しく環境意識を高めていただきました。


子どもたちが「ごみの分け方」「リサイクルの大切さ」について考え、自分にできる行動につなげてくれることを願っています。
今後も地域の小学校と連携し、楽しみながら学べる環境教育を継続してまいります。
6月1日 リレーマラソン
2025年7月、OKAKENアスリートフィールドにて開催された「豊川リレーマラソン」に、エコロクルのキッチンカーが出店いたしました。
当日は、会社・学校・お友達同士など、さまざまなチームが参加し、選手のみなさんが元気いっぱいにコースを駆け抜け、会場は大いに盛り上がりました。
エコロクルでは、定番の「はちみつレモネード」や、人気の「ラオス塩ミルクジェラート」を販売。
暑さの中、疲れた体をリフレッシュできるドリンクやスイーツとして、多くのお客様にお立ち寄りいただきました。


6月2日 「やしの実FM」ラジオ出演
やしの実FM「當間ローズの I am Latino」に出演させていただきました。
当日は、テラノさんとともにスタジオを訪問し、弊社代表より、当社が取り組む福祉事業についてお話させていただきました。
「ごみ処理」が主力事業である当社が、なぜ福祉分野に積極的に取り組んでいるのか。
その背景や具体的な活動内容、現場での気づきや担当者の想いなどを楽しくお話しさせていただきました。
またスタジオでは、テラノさんの存在感に驚かれる一幕もあり、終始和やかな雰囲気の収録となりました。
このような貴重な機会を通じて、当社の取り組みや思いを地域の皆さまに発信できたことを、大変嬉しく思っております。


6月3日 2025春のビジネスパーク
豊橋市立南陽中学校で開催された「2025春のビジネスパーク」に、参加させていただきました。
当日は、弊社のリサイクル事業をはじめ、広報の仕事の内容や、近年注目されているライフワークバランスについて、お話をさせていただきました。


また、体験コーナーでは、生徒のみなさんに「磁力選別機」「風力選別機」の模型を使って、資源の選別を体験していただきました。
「わー!面白い!」「なんでこんな風に分かれるの?」といった声も多く、生徒のみなさんが楽しみながら真剣に取り組んでくださる様子に、私たちも思わず笑顔になるひとときとなりました。
今回の講話や体験活動を通じて、生徒の皆さんにとって「働くこと」や「社会との関わり」について、少しでも新たな学びや気づきが得られていれば幸いです。
6月6日 三遠ネオフェニックス 太田選手 来社
プロバスケットボールチーム三遠ネオフェニックスの太田選手が、加山興業にご来社くださいました。
2024-25シーズンは、B1中地区優勝という素晴らしい成績を収められ、地域全体が大いに盛り上がったシーズンとなりました。
どの試合も白熱したプレーの連続で、会場には熱気と歓声があふれ、多くのファンに感動と興奮を届けてくださいました。

加山興業は、これからもオフィシャルパートナーとして三遠ネオフェニックスを応援し続けるとともに、地域全体が一層盛り上がるよう、フェニックスとともに歩み、精進してまいります。
GO!PHOENIX GO!KAYAMA!
6月8日 図書館まつり
豊川市中央図書館で開催された「図書館まつり」にて、ミツロウキャンドル作りワークショップを実施しました。
当日は、親子連れをはじめ、幅広い世代の皆さまにご参加いただき、小さなお子さまから大人の方まで、夢中になって手を動かす姿が印象的でした。


使用した「ミツロウ」は、ミツバチが巣をつくる際にお腹から分泌する天然のロウで、非常に貴重な資源です。
このワークショップでは、自然素材のやさしさや命の営みに触れながら、ものづくりの楽しさと環境への気づきを感じていただくことができました。
今後も、地域の皆さまとともに「学び」と「体験」を共有できる機会を大切にし、環境意識の向上につながる活動を続けてまいります。
6月11日 マコモダケの苗植え
地域の耕作放棄地を活用した農業活動の一環として、マコモダケの苗植えを行いました。
作業場所は、かつて使われていたものの、長年手つかずだった田んぼ。
足元が不安定な中での作業に苦戦しながらも、社員一同協力し、無事にすべての苗を植え終えることができました。


今回植えた「マコモダケ」は、水辺で育つイネ科の植物で、秋になると根元の部分が肥大化し、シャキシャキとした食感が特徴の食材として注目されています。
田植えを通じて、自然との向き合い方や農の大変さ・楽しさを実感するとともに、放棄地の再活用や食育・循環型社会の大切さを再確認する機会となりました。
収穫は秋ごろを予定しています。今後も成長の様子を見守りながら、地域資源の可能性を活かす取り組みを継続してまいります。
6月21日 ハーベスト
今年も「ハーベスト(はちみつ採蜜体験イベント)」を開催いたしました。
当日は朝早くから多くの地域の皆さまにお集まりいただき、盛りだくさんのプログラムを楽しんでいただきました。
■採蜜体験&みつばち講座
目玉イベントであるはちみつの採取体験では、ミツバチの巣箱から実際にはちみつを取り出す工程を体験。
採れたてのはちみつを、その場でパンやクラッカーにのせて味わっていただく試食タイムでは、「おいしい!」「香りが違う!」といった声が多数聞かれました。
また、みつばちの生態についての講話やみつばちクイズでは、お子さまも大人の方も積極的に参加し、楽しみながら学ぶ姿が印象的でした。


■工場見学&パッカー車乗車体験
普段なかなか見ることのできない工場を案内し、実際の設備や作業の様子に、皆さん興味津々のご様子でした。
また、パッカー車(ごみ収集車)への乗車体験では、ハンドルを握ったり車内を見学したりと、子どもたちを中心に大盛り上がり!
「本物に触れる」貴重な機会となり、笑顔と歓声があふれる時間となりました。

地域の皆さまと直接ふれあえる機会としても、大変貴重な1日となりました。
今回も無事に開催できましたこと、そしてご来場いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。
今後も加山興業は、自然の恵みと地域とのつながりを大切にする取り組みを続けてまいります。
6月28日 乙川ナイトマーケット
乙川ナイトフェスに出店いたしました。
夕暮れから夜にかけてにぎわいを見せるこのイベントは、地元の方々を中心に多くの来場者であふれ、夏の訪れを感じさせるにぎやかな夜となりました。


「おとなのマジカルドリンク」が登場!
今回の目玉商品は、色が変わる不思議なお酒「おとなのマジカルドリンク」。
このドリンクには、障がい者支援施設「シンシア豊川」さんで栽培されたバタフライピーを使用したシロップを使用しています。

バタフライピーは、鮮やかな青色が特徴のハーブで、レモンなどの酸を加えると紫やピンクに変化するちょっと魔法のような植物。
大人も楽しめる遊び心あふれる一杯として大好評でした。
乙川の夜にふさわしい、ちょっと特別で楽しい時間を共有できたことを大変うれしく思います。
地域のイベントを通じて、人と人、そして地域とのつながりを育む取り組みを続けてまいります。
6月28日-6月29日 竹取体験&yumekanaイベント
地域の子どもたちやご家族の皆さまと一緒に、短冊飾りの竹の伐採から始まり、幻想的な七夕の夜を彩る竹灯籠ワークショップまで、笑顔と願いにあふれた2日間となりました。
■6月28日(土) 地域の子どもたちと一緒に「竹取り体験」
イベントの前日には、地元の子どもたちや地域の皆さまとともに、短冊を飾るための竹を伐採しました。
10メートルを超える大きな竹を前に、子どもたちは悪戦苦闘しながらものこぎりを握り、声を掛け合って竹を倒す様子はとても頼もしく、自然と向き合う貴重な体験となりました。
伐採した竹は、会場に運ばれ、にじみ絵で彩られたカラフルな短冊を飾り、七夕のシンボルとして来場者を迎えました。


■6月29日(日)「yumekana七夕イベント」
夕方4時から夜8時まで赤塚山公園にて竹灯籠づくりのワークショップとキッチンカーの出店をしました。
用意していた工作キットはすべて完売するほどの大盛況となり、保護者の方のサポートを受けながら、子どもたちは思い思いに灯籠をデザインし、世界にひとつだけの作品を完成させてくれました。
夕暮れが深まるにつれて、会場は手作りの竹灯籠や装飾のあかりに包まれ、短冊が揺れる竹とやさしい灯りが織りなす幻想的な七夕空間が広がりました。


2日間を通して多くの方にご参加いただき、地域のつながりや、子どもたちの体験機会の大切さを改めて実感できるイベントとなりました。
笑顔と願いがあふれたこの七夕イベントが、参加者の心に残る時間となっていれば幸いです。
来年の開催も、どうぞお楽しみに!
[執筆]経営企画室 城所俊輔
[投稿]投稿日 2025年6月31日