2025年5月 イベントレポート

5月のさわやかな陽気の中、KAYAMAでは今月もさまざまな活動を行いました。
地域のイベントや学校での講座、ラオスとの連携事業など、日々の取り組みを通して、たくさんの人や場所とつながることができた1ヶ月でした。そんな5月の活動の一部をご紹介します。

フェニックス

5月10日(土)、17日(土)、18日(日)、19日(月)の4日間、浜松アリーナで開催された三遠ネオフェニックスの試合に合わせて出店を行いました。

10日の試合では、群馬クレインサンダーズとのクォーターファイナル初戦が行われ、会場内の冠ブースでは「テラノさんとの写真撮影会」も実施。多くのお客様にご参加いただき、試合前から大いに盛り上がりました!

Bリーグクライマックスシリーズ応援のために、応援CMも制作!
ネオフェニックス公式キャラクター「ダンカー」とテラノさんのコラボ動画を作成。
5月15日放送のメ〜テレ「じもスポ!」内でも放送されました。


セミファイナルでは、琉球ゴールデンキングスとの3連戦が続き、17日は白熱の末に勝利を収めたものの、惜しくも18日・19日と連敗し、ファイナル進出はなりませんでした。

結果は悔しいものでしたが、三遠ネオフェニックスの躍進は多くの感動を与えてくれました。
来シーズンこそはチャンピオンシップ優勝を目指して、引き続き応援していきましょう!!

5月10日 – 5月11日 ロータリーフードフェスティバル

2025年5月10日(土)・11日(日)の2日間、名古屋・久屋大通で開催された「第2回 ロータリーフードフェスティバル」に、エコロクルも出店いたしました。

当社のブースでは、ラオスビールやシンダート丼、ハニーフランク、グァバジュースなどを提供し、多くの来場者に楽しんでいただきました。
中でも、ラオス塩を使用したジェラートは「あまじょっぱい」味わいがクセになると評判で、たくさんの方にご好評をいただきました!

会場のステージではアイドルパフォーマンスやちんどん屋の演奏などが行われ、武将姿のパフォーマーも登場するなど、イベント全体が大いに盛り上がりを見せました。

晴天のもと、たくさんの方にご来場いただき、地域や国際交流の輪が広がる2日間となりました。

5月24日 – 5月25日 ラオスフェスティバル2025

2025年5月25日(土)・26日(日)の2日間、東京都渋谷区・代々木公園で開催された「第13回 ラオスフェスティバル2025」に、当社も出店いたしました。
当社ブースでは、ラオス風の味付けにこだわった豚丼や、ラオスの塩を使ったジェラート、さらにはラオスビールなどをご提供しました。

少し雨が心配される時間帯もありましたが、元気いっぱいの声でお迎えし、終始にぎやかな雰囲気の中でイベントを盛り上げることができました。
来場者の皆さまと直接ふれあいながら、ラオスとの国際交流を深められる貴重な機会となりました!

5月24日 – 5月25日 豊川市民まつり「おいでん祭」

5月25日・26日、豊川市民まつり「おいでん祭」の「働く車集合!」に参加しました。
会場では、当社のパッカー車(ごみ収集車)を展示し、乗車体験を実施。間近で見る機会の少ない働く車に、多くのお子様が目を輝かせながら乗り込んでくれました!

地域の皆さまと直接ふれあえる貴重なイベントとなり、当社としても非常に有意義な2日間でした。
今後もこうした地域イベントへの参加を通じて、環境やリサイクルへの関心を高めるきっかけをつくっていけるよう、取り組んでまいります!

5月28日 – 5月30日 「2025 NEW環境展/地球温暖化防止展」

2025年5月28日(水)~30日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催された「2025 NEW環境展/地球温暖化防止展」に出展いたしました。
当社ブースでは、産業廃棄物中間処理・リサイクル業を中心に、太陽光パネルの再資源化や養蜂など、環境課題の解決に向けた多角的な取り組みをご紹介しました。

今年新たに導入した「AI選別ロボット」も注目の的となり、混合廃棄物からプラスチックや木くずなどを自動で選別する仕組みに多くの来場者が足を止めてくださいました。

さらに、当社で回収・再資源化した実物の再資源化物も展示し、廃棄物がどのように再生可能資源へと生まれ変わるのかを視覚的にご覧いただきました。

3日間を通して、自治体関係者や同業他社、学生など多くの方にお越しいただき、当社の取り組みに興味を持っていただく貴重な機会となりました。
ご来場くださった皆さま、誠にありがとうございました!

豊川駅前 複合ビル開発 記者発表

2025年5月8日(木)、JR豊川駅東口前にて進行中の「豊川駅前複合ビル(仮称)開発計画」について、記者発表が行われ、弊社代表も登壇いたしました。

本プロジェクトは、豊川市に本社を置くハクヨプロデュースシステム株式会社様の協力のもと、オーエスジー株式会社様、豊川信用金庫様、そして当社の3社が共同出資者として参画。地域に根ざした企業が力を合わせて、豊川のさらなる発展に寄与することを目指しています。

当社は、この複合ビル内に「オフィス」と「カフェ事業を中心とした店舗」を構える予定であり、地域の皆さまとの新たな接点づくりを見据えた挑戦となります。

なお、ビルの完成は2026年、豊川稲荷の午年御開帳に合わせて予定されており、駅前の新たな顔としての誕生が期待されています。
今後も当社は、まちづくりをはじめとする地域貢献活動を通じて、持続可能な地域社会の形成に取り組んでまいります。

SDGsチャレンジかるたに掲載されました

このたび、ホンダロジコム株式会社様、南山大学SDGs普及啓発団体CLOVER様、CBCラジオ様が連携して制作された「SDGsチャレンジかるた」に、当社が掲載されました。

このかるたは、子どもから大人まで楽しくSDGsについて学べる内容となっており、遊びながら環境・社会・経済に関する幅広いテーマを身近に感じてもらえる工夫が凝らされています。

当社は「り」の札に登場し、「リサイクル」をテーマに、日頃から取り組んでいる循環型社会の実現に向けた活動が紹介されています。
自社の取り組みが教育的なツールとして形になることは大変光栄であり、多くの方に知っていただく良い機会となりました。

豊川里山カーボンニュートラル協議会 イベント参加

2025年5月8日、当社は「豊川里山カーボンニュートラル協議会」主催の里山整備イベントに参加しました。

当日は、竹林整備を中心に、竹筒を使った飯盒づくり、筍掘り、植物観察など、豊かな自然に触れる多彩なプログラムが行われました。

竹の持つ可能性と課題
竹は成長が非常に早く、3〜5年で伐採可能な状態になるため、再生可能な資源として近年再注目されています。一方で、放置された竹林は密集しやすく、光が差し込まないことで他の植物が育たず、生態系を乱す「竹害」の原因になります。

また、地下茎で広がる竹は隣接地まで侵食することがあり、土砂崩れのリスクを高める原因にも。適切な間伐と利活用が、竹林管理には欠かせません。

今回の活動では、そうした課題に向き合いながら、竹の伐採や活用(竹筒での炊飯など)を通じて、「管理」と「利用」を両立させる意義を体感する貴重な機会となりました。

地域資源の循環へ
イベントでは、実際に伐採した竹を用いてご飯を炊き上げる竹筒飯盒炊飯も体験。自然素材ならではの香りと風味に、参加者からも驚きと感動の声が上がりました。

当社では、こうした地域と連携した自然体験を通じて、カーボンニュートラルな社会の実現や資源循環のあり方を見つめ直し、持続可能な未来づくりに引き続き貢献してまいります。

光ヶ丘女子高等学校 SDGs教養講座

光ヶ丘女子高等学校にてSDGs教養講座を開催いたしました。
この講座では、当社の主な事業である太陽光パネルのリサイクルや養蜂を通じた環境保全の取り組みについてご紹介し、身近な環境課題に目を向けていただけるようお話をさせていただきました。

また、実際に廃材を活用して作るリサイクルキーホルダーのワークショップも実施。
生徒の皆さんは、色の組み合わせや形にこだわりながら、ひとつひとつ丁寧に作品を完成させていました。短い時間の中でも、資源を再利用するという視点や創造的な発想が随所に見られ、私たちも大きな刺激を受けました。

将来を考える時期の皆さんにとって、少しでも環境問題や循環型社会について考えるきっかけとなれば幸いです。

ラオス ビジネスセミナー 参加

2025年5月12日、ラオスとの経済連携に関心のある企業向けに開催された「ラオスビジネスセミナー」に当社も登壇いたしました。


本セミナーでは、ラオスの経済状況や市場動向の紹介に加え、現地でのビジネス展開に関する支援制度などについて、JICA様をはじめとした各種支援機関より解説があり、新たな海外展開を模索する企業にとって貴重な情報交換の機会となりました。

当社からは、以下のような現地での取り組み事例を発表しました
 ・現地法人「LAO KAYAMA」の設立
 ・RDF(固形燃料)製造事業:廃プラスチックを処理してエネルギー資源に変える取り組み
 ・技能実習生の積極的な受け入れによる人材育成・国際交流の推進

これらの事業は、持続可能な資源循環や廃棄物処理技術の移転を通じて、ラオスと日本の双方にとってプラスとなる連携を実現しています。

今後も、ラオスをはじめとする国際社会とのパートナーシップを深め、アジア地域の持続可能な発展に貢献してまいります。

▼JICA公式セミナーレポートはこちら
https://www.jica.go.jp/domestic/kansai/information/topics/2025/250512_nm01.html

ラオスってどんな国? ~
ラオス人民民主共和国、通称「ラオス」は、東南アジアの内陸部に位置する国で、タイ・ベトナム・カンボジア・中国・ミャンマーに囲まれています。
人口は約750万人、首都はヴィエンチャンです。
豊かな自然と温かい国民性で知られ、国土の7割以上が山岳地帯という特徴から「山の国」とも呼ばれています。
ラオスの魅力は、何といっても素朴でのんびりとした空気感。
「サバイディー!(こんにちは)」という挨拶に象徴されるように、穏やかで親しみやすい文化が根付いています。
また、経済成長も進んでおり、水力発電・鉱業・観光業に加え、日系企業の進出やインフラ整備も活発化しています。
日本とは2025年で外交関係樹立70周年を迎えるなど、友好関係も長く続いており、今後ますます交流が深まっていく注目の国です。

豊川市立中部中学校 職場体験を実施

2025年5月27日(火)〜29日(木)の3日間、豊川市立中部中学校の生徒3名を受け入れ、職場体験を実施しました。

最初の2日間は、実際の業務の一つであるOA機器の解体作業を体験。初めて触れる工具や分解の工程に戸惑いながらも、皆さん集中して作業に取り組んでいました。
最終日は、工場見学に加え、KAYAMA新聞の制作とはちみつレモネード作りを実施。リサイクルだけでなく、当社が展開する環境ソリューション事業や養蜂事業にも触れていただき、幅広い事業内容を体感していただきました。
短い期間ではありましたが、参加された生徒の皆さんが自分の将来や社会との関わりについて考える、良いきっかけになれば嬉しく思います。

AI搭載廃棄物選別ロボット「R-PLUS」が掲載されました!

このたび、当社が導入したAI搭載 廃棄物選別ロボット『R-PLUS(アールプラス)』についての取り組みが、2025年4月28日発行の【循環経済新聞】に掲載されました。

R-PLUSは、混合廃棄物の中からプラスチック類や木くずなどをAIが自動で見分けて選別する最新鋭の設備で、選別工程の省人化・効率化に加えて、再資源化率の向上やCO₂排出量削減にも大きく貢献できると期待されています。

新聞記事では、導入の背景から設備の特徴、そして今後の運用展望に至るまで、詳しくご紹介いただきました。
加山興業としても、このように社外メディアで取り上げられることで、環境分野における取り組みをより多くの方に知っていただけたことを大変嬉しく思います。

ホームページをリニューアルしました!

このたび、弊社ホームページを全面リニューアルいたしました。

新しいホームページでは、より見やすく、必要な情報にすぐアクセスできる構成に改善。トップページには各事業紹介へのアイコンを配置し、訪問者が目的のページに直感的にたどり着けるよう工夫しました。

また、ゴミの流れを楽しみながら学べるコンテンツ「KAYAMAリサイクルタウン」も新たに公開。リサイクルや廃棄物処理について、より多くの方に理解を深めていただける内容となっています。

さらに、「GRIスタンダード対照表」ページを設置し、サステナビリティに関する情報を体系的に整理。各項目のリンクから、関連する詳細ページへスムーズにアクセスできるようになっています。

そのほか、事業紹介、設備紹介、採用情報などのコンテンツも刷新。今後も、より分かりやすく、親しみやすいサイト運営を心がけてまいります。

ぜひ新しくなったホームページをご覧ください!

[執筆]経営企画室 城所俊輔
[投稿]投稿日 2025年5月30日