ラオス国のSmall-b investment consultant社とMOU締結

弊社はこの度、サステナビリティ経営戦略の一つである海外(特に新興国)における適正処理及び資源循環の推進において、small-b社(英語表記: Small-b investment consultant Sole Co.,Ltd 以下Small-bという。)とのラオスの廃棄物の適正処理及びリサイクルの分野において連携する目的の覚書(MOU, Memorandum of Understanding)を締結しましたのでお知らせいたします。

Small-bについての説明。
Small b 社はビエンチャン都を中心に廃棄物処理業を生業としています。2021年9月にビエンチャン都の廃棄物監督機関であるビエンチャン都管理局とから業務委託を受けて、ビエンチャン都の190村に廃棄物収集運搬を行うと共にKM32(ビエンチャン都中心から32km地点)の最終処分の運営管理を行っており、廃棄物管理を推進しています。

ビエンチャン都は、急激な都市化に伴い廃棄物量が増加しています。一方で、廃棄物の適正処理方法が確立されておらず、オープンダンピング等の課題が発生しており、周辺への環境汚染が懸念されています。かかる背景の中で、ビエンチャン都の廃棄物の適正処理の強化とリサイクルへの対応が急務とされていることから、この度双方の知見を共有しながら、廃棄物処理及びリサイクル事業構築に向けて協力していくことになり、その第一歩としてMOUの締結を決定しました。

覚書の主な内容
□焼却炉運営課題の把握とその解決策を見出すための技術や知見の共有
□ビエンチャン都内の病院及びクリニックから排出される感染性廃棄物の処理能力強化と体制構築
□ビエンチャン都におけるガラスのリサイクル事業の可能性について模索

これらの協力を通じて、次世代における豊かな暮らしを構築し、適正処理による公害の発生しない社会と循環型社会の双方の実現をラオスの方々とともに創っていき、SDGs目標12の「つくる責任つかう責任」を起点に、様々なSDGs目標への貢献に波及させることができるように推進していきます。

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