ラオス国の環境管理アカデミックセンターとSavan EMC社とMOU締結

 

弊社はこの度、サステナビリティ経営戦略の一つである海外(特に新興国)における適正処理及び資源循環の推進において、サワン・セノ経済特区庁(英語表記: Savan Seno Special Economic Zone Authority以下SEZAという。)及び Savan EMC社(英語表記: Savan Environmental Management and Control Co.,Ltd 以下SEMCという。)とのラオスの廃棄物の適正処理及びリサイクルの分野において連携する目的の覚書(MOU, Memorandum of Understanding)を締結しましたのでお知らせいたします。

SEZAについての説明。
メコン地域東西経済回廊のラオス側ゲートウェイとして見做されているサワンナケット県で、ラオス政府はサワン・セノ経済特区(Savan-Seno Special Economic Zone)を設置したことから、サワン・セノ経済特区庁が2003年9月29日付けの首相令に基づいて設立。この特区庁は、投資家と向かい合って、この特区を全体的に管理・運営する責任を負うとともに、ワンストップサービスセンターとしての機能を遂行しています。

SEMC社についての説明。
タイ資本のEMC社(英語表記:Environmental Management and Control Co.,Ltd)とサワン・セノ経済特区庁が連携して2018年より、サワン・セノ工業団地を中心にISO14001(環境)への対応に対するコンサルテーション事業を実施しており、具体的なソリューション方法としての廃棄物処理事業も対応しています。

サワン・セノ工業団地の更なる誘致拡大には、廃棄物処理をはじめインフラ構築が急務であることから、この度サワン・セノ経済特区の投資環境強化に向けて、双方の知見を共有しながら、廃棄物処理及びリサイクル事業構築に向けて協力していくことになり、その第一歩としてMOUの締結を決定しました。

覚書の主な内容
□廃棄物の適正処理及びリサイクルに関する技術や知見の共有
□サワン・セノ工業団地の廃棄物処理マスタープラン実現に向けた連携の模索・推進
□ラオスで適用可能なリサイクル技術の研究開発に関する協力
□学術機関や中央及び地方の関係機関の廃棄物管理の学習センター開設プロジェクトの推進
□その他付随するプロジェクトに対する協力

これらの協力を通じて、次世代における豊かな暮らしを構築し、適正処理による公害の発生しない社会と循環型社会の双方の実現をラオスの方々とともに創っていき、SDGs目標12の「つくる責任つかう責任」を起点に、様々なSDGs目標への貢献に波及させることができるように推進していきます。

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