「加山興業さんとバレンタインギフトを作ること自体も挑戦だった」レシピ考案者・松澤さんにインタビュー!

バレンタインギフトの販売を開始いたしました!
『Café Up』の松澤樹さんに、コラボしたお菓子の話や、三辻屋BASEについての話もお聞きしました。

目次

  1. バレンタインギフト発売開始!
  2. 三辻屋BASE発Café Upとコラボ!
  3. 小学校からお菓子作りをはじめ、Café Upをはじめるまで
  4. 今後挑戦したいこと
  5. バレンタインギフトのご注文について

バレンタインギフトを今年も発売いたします!
今回は、豊川市の諏訪町駅近くにある『三辻屋BASE(みつじやべーす)』で活動している『Café Up』に、KAYAMAはちみつを使用したお菓子を考案していただきました!

三辻屋BASEとは?

2024年3月に開始したレンタルキッチン&スペース。Café Upをはじめとしたカフェや料理教室、展示会を開催するなど、様々な人が集う場所です。お店を初めてみたい人、趣味を発表してみたい人など、色々な人がチャレンジし、活発に交流しています。

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コラボしてくれたCafé Upも、三辻屋BASEから始まりました。
今回は、チョコレートサンドのレシピを考案してくれた松澤樹さんに詳しいお話をお聞きしました。

三辻屋BASE
三辻屋BASEのキッチン

コラボしていただきありがとうございます!
チョコレートサンド、とても美味しそうです。味や見た目など、こだわりのポイントはありますか?

ハチミツとチョコはどちらも強い味わいなので、邪魔しないようなお菓子にしたかったです。クッキーの生地の方にハチミツを合わせ、砂糖の割合を減らしてハチミツの甘さを感じられるようなクッキーにしました。また、バレンタインらしさを表現するためにチョコレートを使いました。
三辻屋BASEさんからのアドバイスもあり、当初のアイデアに、クッキーにココアを混ぜたココアクッキーも追加しました。箱を開けた時、2色あった方がより可愛いと思ったんです。

1缶8枚入りのチョコレートサンド
1袋3枚入りのチョコレートサンド

箱を開けた時ワクワクしますよね!
お菓子を作ったことがある人は多いと思いますが、レシピの考案をしたことがある人は少ないと思います。レシピ開発はどうやって進めていくのでしょうか?

色んな所から情報を集めて、いいとこ取りをするんです。例えば、クッキーを作るとなっても、何冊も本を読んだり、ユーチューブやインスタグラムで沢山のレシピを見て、内容を固めていきます。海外のレシピを参考にした時は、日本の材料でどうやって作るのかを考えます。また、使うオーブンによってそれぞれ性格が違ったりもするため、1回では自分のイメージした食感や味、風味が出ないので、試作は3~4回は絶対にします。例えば今回のレシピだと、チョコレートサンドにした時にクッキーが硬すぎるからこうやって調整しようとなっていきます。この調整する過程が一番長いです。

あと、オリジナリティを出すために、普段からSNSを活用して情報収集をしています。「これいいかも!」と思ったものを他の食材で当ててみたり、「ここをこうしたら良いかも!」と自分の案が出た時にメモをしています。

今回のレシピ考案で大変だったポイントはありますか?

お菓子作りにハチミツを使うことがなかったので、(普段使う砂糖とは)甘さが違うという点が大変でした。
「優しい甘さをどうやってアピールしようか?」と色々考えました。

あと、ギフト販売ということで保存期間や郵送のことも考慮しなければいけない点も普段と違ったので難しかったです。実は、はじめはバターサンドが良いかなと思ったんですが、(バターサンドは)常温での保存が難しいのでチョコレートサンドにしました。また、バレンタインということでチョコレートを扱いたかったので、そこも考慮しなければいけなかったので難しかったです。

Café Upや三辻屋BASEの立ち上げに関わった松澤さんは、元々積極的なタイプではなかったそうです。お菓子作りが好きになり、今回のコラボを引き受けてくれるまで、どんな成長があったんでしょうか?

お菓子作りはいつ始められましたか?

小学校の時のお楽しみ会がきっかけです。色んなトッピングを使ってオリジナルケーキを作ろうというイベントがあり、私は初めてマカロンを作りました。でも、ぐちゃぐちゃになって大失敗したんです。

マカロンは作るのが難しいお菓子というイメージです。

そうなんです!
思ったようなマカロンが作れなくて、「なんでこんなに難しいんだろう?」と悔しくて、いっぱい練習するようになりました。段々、「お菓子作りって楽しい!」と気持ちが変わってきて、他のお菓子も作るようになりました。

インスタで自分が作ったお菓子を投稿するようになったんですが、いいねをしてくれた人は写真で見るだけで食べれないじゃないですか。作ったお菓子は家族や友達にあげてたんですが、次第に「もっといろんな人に食べてもらいたい!」と思うようになりました。そんな時に、三辻屋BASEの大山さんから学生カフェを始めるという声を聴いて挑戦しました。

松澤さんのインスタグラム
今一番得意なお菓子はマカロン

大きな一歩ですね。そうやってCafé Upを始められたのですね。

実は、三辻屋BASEの場所を作るところから関わらせてもらったんです。あそこは元々ラーメン屋さんで、床をはがして内装を作っていくところから私も参加しました。三辻屋BASEが完成していないうちからも地域のイベントがあるたびに呼んでいただいて、焼き菓子を販売していました。Café Upを始めたのは大体2024年の春くらいからです。
※Café Upのインスタグラムはこちら

創設メンバーは松澤さん1人だと聞きました。

そうです。他にいなかったので、友達に「一緒にカフェやらない?」と誘って始まりました。

ちなみに、今までどんなメニューを出されているんですか?

基本的に季節ごとに変えるようにしていて、はじめはパフェ、そこからはアメリカンクッキー、かき氷などを出しました。季節に合わせてメニューを作っていくので、レシピを考えるのも楽しいです。

アメリカンクッキー
かき氷

三辻屋BASEさんに関わり、カフェを始める中で、成長できたことはありますか?

元々自分で積極的に外に出ることが得意じゃないんです。それに、自分が作ったレシピで人が食べて、それでお金をいただくという行為が怖かったです。自分がプレゼントするとか食べてもらう分にはいいんですけど、それにお金が発生することで責任が出てくるし、食中毒(の心配)などもあります。家で作る時とは違って配慮しなきゃいけないことが増えました。そこから、普段作る時にもクオリティを求めるようになりました。 

また、三辻屋BASEさんは「その場で知らない人同士でコミュニケーションを取れる場所」というコンセプトがあります。なので、自然とお客さんとの会話も増えました

責任感が生まれたのは、カフェを始めるという挑戦をしたからこそ得られたものですよね。実際にお菓子を販売し、カフェを始めてみて気づいたことが、とても多かったのではないかと思っています。

これから挑戦したいことはありますか?

そもそもこういうコラボを今までやったことがなかったので、加山興業さんとバレンタインギフトを作ること自体も挑戦だったんです。

これからのことでいうと、来月の2月22日に今通っている調理師学校のメンバーと一緒に、三辻屋BASEでレストランをやる事になっています。メンバー5人で話し合ってフレンチのコースをすることになり、前菜からデザートまで出す予定です。完全予約制で名古屋や地元の豊川からも来てくださいます。三辻屋BASEでまた新しいことができて、とても嬉しいです。
※2月頃に最終予約受付がございます。興味を持たれた方は、こちらの三辻屋BASEさんのインスタグラムをチェック!

最後に、バレンタインギフトを買ってくれた人、このインタビューを読んでくれた人に伝えたいことはありますか?

私は自分の作るお菓子や料理を沢山の人に発信していきたいです。その1つのステップとして、このコラボを通して、ハチミツの美味しさはもちろんですし、お菓子を作る人にバレンタインにこういうアイデアもあるんだよというのを伝えていきたいです。

また、三辻屋BASEという場所で私のように色んなチャレンジができるということも伝えたいです。私もそうですが、Café Upの他のメンバーも、遠い先にカフェをやってみたいとか、まだやりたいことが決まっていない子もいるし、人と関わるのが苦手な子もこのスペース内だったら人と話せるようになるかもしれないということで活動しています。色んな挑戦ができる場所なんです。

まさに「夢をカタチにする場所」なんですね。今回はコラボしていただき、さらにインタビューも受けていただきありがとうございました。

ありがとうございました。ご興味を持たれた方は、ぜひチョコレートサンドを手に取ってみてください!

『バレンタインギフト チョコレートサンドAセット』
※郵送をご希望の方は、別途配送料1100円かかります。

『バレンタインギフト チョコレートサンドBセット』
※郵送をご希望の方は、別途配送料1100円かかります。

≪ご注文方法≫
以下の電話番号にお電話ください。
電話番号:080-4854-4814(担当・小林)

または、以下のご注文用紙に記入し、メール・郵送・FAXでご注文ください。

[投稿]2025年1月29日
[執筆]加山興業株式会社・経営企画室 佐藤わかば