サステナビリティ戦略

SUSTAINABILITY STRATEGY

サステナビリティ戦略

戦略的重要課題

課題の抽出

(リスクと機会の洗い出し)

社会的な課題について、SDGsや日本国内外のマクロ的な動向、サステナビリティ報告書の枠組みを制定しているGRI(グローバル・レポーティング・イニシアティブ)等を参照しました。

外部的な視点での評価

省庁の政策、業界の動向、主な拠点である東三河の自治体の総合計画、顧客が掲げているマテリアリティ(重点課題)を参照しました。

自社の今後の方針・期待に
応えることができる部分を整理

本業のバリューチェーン上(主活動と支援活動の両側面)について、正のインパクト最大化(ここでは、「人・地球にもっと+」と定義)及び負のインパクト最小化(「人・地球を守る」と定義)について検討しました。

全てのプロセスを考慮し、
戦略的重要課題を確定

本業のバリューチェーンを越えて、社会全体における機会や潜在的に抱えるリスクについても考慮し、それらについて主力事業である廃棄物処理事業だけでなく、包括的に社会課題にアプローチできる部分を検討しました。

適正処理・資源循環

コンセプト

廃棄物は人類が営む上で必ず向き合っていかないといけない課題です。また、廃棄物は「社会を映す鏡」とされており、自然条件、経済条件、社会文化条件が深く関わってくるとされています。加山興業はこれまで廃棄物の適正処理に真摯に向き合い、様々なノウハウを蓄積しています。今後も廃棄物の適正処理に努めながらも更に廃棄物に価値を吹き込み、社会の中で還流していくビジネスモデルを構築することによって、循環型社会形成に努めます。

世界的な枠組みとの関連性

環境と開発に関するリオ宣言

脱炭素

コンセプト

世界全体で大規模な自然災害が相次ぐなど気候変動に起因する諸問題は、現在進行形で待ったなしで進行しています。また更なる潜在的なリスクがある中で、事業活動にも影響を及ぼします。世界で二酸化炭素削減に取り組むことが求められ、日本においても「脱炭素」が掲げられています。当社の事業活動における二酸化炭素削減に意欲的に努め、お客様やお取引先様とともに推進していくことに努めます。

世界的な枠組みとの関連性

「国連気候変動に関する枠組条約(UNFCCC)」のパリ協定

地球共生

コンセプト

当社の事業活動は、地域住民や社会からの理解があってこそ成立します。そのためには、多様な社会課題に対してステークホルダーとともに向き合い、一緒に乗り越えていけるように「つながり」を持ち、一緒に取り組んで未来へ「つなげていく」ことが重要です。当社の経営資源を最大限に活用し、人や地球にとって社会的意義のある価値を提供し続けます。

世界的な枠組みとの関連性

われわれの世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ

環境共生

コンセプト

地球環境は、人類が所有する最大の財産であるとともに最も重要なステークホルダーであり、未来を生きる人につなげるべき資産であると認識しています。当社は、事業活動によって周辺の環境汚染を及すことがないように真摯に対応し、そこに暮らす生物多様の尊重を図ります。また、自然の恵みを通じて自然と人が共存共栄できる環境作りにも努めます。

世界的な枠組みとの関連性

責任ある企業行動のためのOECDデュー・ディリジェンス・ガイダンス

ウェルビーイングの追求

コンセプト

「持続可能な企業」であり続けるためには、一緒に働く仲間である社員がパフォーマンスを最大限に発揮できる環境を作ることが重要であり、お客様にホスピタリティを込めたサービスを提供することにつながります。そのために、従業員にとって重要な要素である「昨日より明日へ成長(能力開発)」、「事故のない職場環境」、「ワーク・ライフ・バランス」を提供します。

世界的な枠組みとの関連性

責任ある企業行動のためのOECDデュー・ディリジェンス・ガイダンス
「ビジネスと人権に関する 指導原則」

コンプライアンス遵守・リスクマネジメント

コンセプト

廃棄物処理事業を運営する中で、最も基盤となるのが廃棄物処理法をはじめとする全ての法令を遵守していくことです。公正明大に事業活動を実施していくことによって、お客様や取引先様に安心・安全なサービスを提供し続けることができます。「ステークホルダーから必要とされ続ける企業」であることを目指し、経営の公正性・透明性の確保及び企業価値の向上のために、企業行動規範に則り、コーポレート・ガバナンスの充実を図っていきます。

世界的な枠組みとの関連性

責任ある企業行動のためのOECDデュー・ディリジェンス・ガイダンス