代表メッセージ

PRESIDENT’S MESSAGE

ダミーダミーダミーダミーダミー

当社は1960年の創業以来、環境問題や社会課題が複雑化していく中で、社会から必要とされるためにビジネスモデルを変化させてきました。常に時代に先行し、先進的な技術で課題を解決しながら、環境ソリューションのノウハウを蓄積しています。

1960年代の創業時は、戦後の経済復興及び高度経済成長期に差し掛かる一方で、廃棄物や公害といった環境問題が深刻化していました。当時の当社事業は、埋め立て処分場の運営及び管理を生業としていましたが、1980年代から廃棄物を適正に処理する適正処理時代を象徴する改正法などが施行される中で、当社から「頑固」に廃棄物と向き合ってきました。具体的には選別・破砕プラントを導入し分別することにより、リサイクルを推進して埋め立て処分場の寿命を延ばす仕組みを導入しました。

その後、2000年代から循環型基本法・温暖化対策法が施行され、対外的に企業の説明責任が求められるようになり、コンプライアンス、企業の社会的責任がさらに強化されました。当社はリサイクルプラントを設立し、高いリサイクル率の実現、国際規格に基づく環境社会配慮や労働安全管理を運用してきました。さらに、事業活動は地域住民をはじめとするステークホルダーの理解があってこそ事業が成立すると考え、当社の取り組む事業すべてに対して真摯に向き合ってきました。

そして次の30年、つまり2050年に向けての新たな価値創造は、いかにあるべきか議論しています。基本的な考え方としては、ステークホルダーの『不便』『不満』といった「不」を取り除き、【便利】【満足】 に変えていくことを最大の使命とし、自社の6つの重要課題をしっかりと同軸化していくことを通じて「人と環境が満足するビジネスモデルの構築」していきます。

本業であるリサイクル事業においては、更なる設備投資による多種多様な廃棄物の適正処理とリサイクル事業を通じて、廃棄物に価値を吹き込みすべて「資源」として捉えることができる技術を追求していき、素材のプロバイダーとしての実績を積み上げていきながら、収益を確保していきます。また、時代の流れを読んだエネルギー供給事業の拡大、環境ソリューションのみならず、人と環境にやさしいプロダクトやサービスの開発と拡販、顧客のウェルビーイングを追求する福祉事業、その他社会課題をビジネスで解決していくことを追求することによって、お客様や時代が求める新しい価値を提供します。

加山興業株式会社
代表取締役 加山順一郎