夏本番を迎えた8月。
地域の夏祭りや環境教育プログラム、学生インターンシップの受入れなど、多岐にわたる活動を展開しました。
さらに、大阪万博での環境イベントや地域のワークショップを通じて、活動の幅がさらに広がった月となりました。
その活動の一部をご紹介します。
目次
- 光ヶ丘女子高等学校 インターンシップ
- 8月1日 蒲形納涼夏まつり
- 8月2日 中沢公園 納涼盆踊り大会
- 8月3日 はちみつの日 ワークショップイベント
- 8月3日 eスポまちフェス in 東三河
- 8月6日-8月7日 こども霞が関見学デー
- 8月10日 GBEFコンクール
- 8月11日 ジュニアSDGsキャンプ
- 8月17日 萩町子供夏祭り
- 8月19日 豊川商工会議所 夏休み親子社会見学
- 8月22日 とよたSDGsミライ大学2025
- 8月22日 蒲郡屋台村
- 8月23日 松葉小学校夏祭り
- 8月23日 とよかわ輝まつり2025
- 8月24日 盆ダンスFESTIVAL2025
- 8月31日 お得意様感謝祭
- 日刊工業新聞(2025年8月29日付)に掲載されました
光ヶ丘女子高等学校 インターンシップ
光ヶ丘女子高等学校の生徒の皆さまと共に、8月も多彩なインターンシップを実施しました。
福祉と農業をつなぐ体験から、地域のお土産づくりに向けた商品開発まで、現場での学びと実践を通じて「地域の魅力」や「新しい価値の創出」について考える機会となりました。
■8月20日(水) 光ヶ丘女子高等学校 農福連携インターンシップ
光ヶ丘女子高等学校の生徒の皆さまと一緒に、豊川市の障害者支援施設「シンシア豊川」さまとの【農福連携インターンシップ】を実施しました。
はじめにシンシア豊川さまを訪問し、職員の方から障害者支援施設の役割や日々の取り組みについて学びました。その後、農園にてバタフライピーの収穫や袋詰めを体験し、福祉と農業の結びつきを実際に体感しました。




さらに加山興業の農園では、蜂の生態について学んだあと、採蜜体験を実施。
採れたてのはちみつをパンやクラッカーに付けて味わうと、生徒の皆さまからは「甘くて美味しい!」と笑顔が広がりました。




今回のインターンシップを通じて、【企業 × 福祉 × 学生】がつながる新しい学びの形を共有することができました。
今後もこうした取り組みを継続し、地域に根ざした学びと交流の場を広げてまいります。
■8月29日(金) 光ヶ丘女子高等学校 商品開発インターンシップ(第2回)
光ヶ丘女子高等学校の生徒の皆さまと一緒に、前回に続き「商品開発インターンシップ」を実施しました。
今回は、生徒の皆さまからいただいたアイデアをもとに、豊川稲荷門前の「松屋」さまに試作品を3種類ご用意いただきました。


待ちに待った実食では、「美味しい!」「もっとこうしたら良いのでは?」といった感想が飛び交い、松屋さまと生徒の皆さまとの間で活発な意見交換が行われました。


さらにワークショップでは、試作品ごとにふさわしい「商品名」を考えるディスカッションを実施。
ユニークで魅力的なアイデアが次々と生まれ、今後の商品開発に向けた議論がさらに深まる時間となりました。


まだまだ続く商品開発インターンシップ。生徒の皆さまとともに、豊川の新しいお土産づくりに向けた挑戦を重ねてまいります。
8月1日 蒲形納涼夏まつり
蒲郡市立中央小学校グラウンドで開催された「蒲形納涼夏まつり」に、エコロクルのキッチンカーが出店しました。


当日は、はちみつレモネードやロングホットドッグ、塩ミルクジェラートなど、夏にぴったりの冷たいドリンクとフードをご用意。夕方から夜にかけて多くのお客様に立ち寄っていただき、地域の皆さまと一緒に夏祭りの賑わいを楽しむことができました。
黄色いキッチンカーを目印に、笑顔あふれる交流の場となった一日。地域の皆さまにおいしさと涼しさをお届けできる機会となりました。
8月2日 中沢公園 納涼盆踊り大会
豊橋市東小鷹野町・中沢公園で開催された「東小鷹野三・四丁目自治会主催 納涼盆踊り大会」に、エコロクルのキッチンカーが出店しました。


今回の出店では、新たに“ミニサイズドリンク”を販売。お祭りを楽しむ子どもたちにも飲みやすいサイズと価格で提供し、多くのお客様にご利用いただきました。通常サイズをまだ試したことのない方にも、気軽に味わっていただけるきっかけとなりました。
8月3日 はちみつの日 ワークショップイベント
豊川プリオ5階にて「はちみつの日」に合わせたワークショップイベントを開催しました。
加山興業からは、みつろうを使ったキャンドルづくりと、廃材を活用したヘアゴムづくりを実施。子どもから大人まで幅広い世代の皆さまに参加いただき、自然素材の温かみやリサイクルの魅力を体感していただきました。


また、地元の企業・団体の皆さまも参加し、それぞれが特色あるワークショップを展開。ダンボール工作や木の枝えんぴつ作り、缶バッチづくりなど、多彩な体験が並び、自由研究の題材にもぴったりなプログラムとして会場は大いににぎわいました。
地域とともに多様な学びを提供することで、楽しく環境や資源循環について考える一日となりました。
8月3日 eスポまちフェス 東三河 in WGS2025
イオンモール豊川で開催された「eスポまちフェス 東三河 in WGS2025」に、加山興業は協賛企業として参加しました
このイベントは、初心者から経験者まで幅広い世代が楽しめるeスポーツの体験会&大会。来場者はゲームに挑戦し、スコアを競い合いながら盛り上がりました。会場は家族連れや学生を中心に、多くの参加者でにぎわいました。


加山興業からは「KAYAMAはちみつ」を賞品として提供し、イベントを盛り上げる一助となりました。
地域の新しい文化を応援する機会となり、世代を越えた交流につながる取り組みとなりました
8月6日-8月7日 こども霞が関見学デー
環境省が主催する「こども霞が関見学デー」に参加しました。
加山興業はリサイクル素材を使ったキーホルダーづくりを実施。レジンを使って色やパーツを自由に組み合わせ、世界にひとつだけのオリジナル作品を制作していただきました。


さらに、ペーパークラフトやすごろくなどの教材も用意し、遊びながらごみ問題や資源循環について学べるプログラムを展開。
夏休みの自由研究にも活用できる内容として、多くの親子連れにご参加いただきました。
「楽しい!」をきっかけに環境や未来について考える一歩を届けることができた二日間となりました。
8月10日 GBEFコンクール
環境や持続可能な未来に関する実体験を発表する「GBEFコンクール」が開催されました。
今年は大阪・万博会場での開催となり、全国から多くの学生が参加しました。


加山興業は協賛企業として参加しており、「加山興業賞」を安城農林高等学校の皆さまに授与しました。
トマト栽培の副産物を“命をつなぐ資源”として再定義し、人と地域をつなぐ取り組みは、持続可能な未来を考えるうえで大変意義深いものでした。


安城農林高等学校による当日の発表の様子は、 👉こちら(YouTube)からご覧いただけます。
若い世代が環境課題に真剣に向き合い、自らの言葉で発表する姿に、私たちも大きな刺激を受けました。
今後も引き続き、地域と未来のための「資源循環」に全力で取り組んでまいります。
~ GBEFとは? ~
GBEF(Green Blue Education Forum) は、環境省と共催し、未来を担う子どもや若者が「守りたい環境」や「創りたい未来」をテーマに実体験や提案を発表し合う教育フォーラムです。
2025年は「世界遊び・学びサミット」内で、大阪・関西万博会場にて開催されました。全国から集まった小学生~大学院生(25歳以下)が応募し、プレゼンテーションやコンクールを通じて学びの共有や表彰を受ける場として実施されました。
表彰プログラムに加えて、全員参加型のディスカッションや意見をひとつの作品でまとめる取り組みなど、参加者同士や地域ともつながる学びの仕掛けが盛り込まれています。
8月11日 ジュニアSDGsキャンプ
大阪万博フューチャーライフゾーンで開催された「ジュニアSDGsキャンプ」に参加しました。
加山興業は、リサイクル素材とレジンを使ったキーホルダーづくりのワークショップを実施。
今回は万博オリジナルとして、公式キャラクター「ミャクミャク」の目をイメージしたシールやカラフルな素材を使い、子どもたちが自由にデザインできる特別版となりました。


完成したキーホルダーは世界にひとつだけの作品として持ち帰っていただき、ものづくりを楽しみながら資源循環や環境について考えるきっかけとなりました。
大阪万博という特別な会場で、子どもたちとともにSDGsを学び合う貴重な一日となりました。
8月17日 萩町子供夏祭り
豊川市萩町で開催された「萩町子供夏祭り」に参加し、リサイクルワークショップを実施しました。


リサイクル素材を活用した体験を通して、楽しみながら資源循環や環境について学んでいただきました。
また会場にはダンスショーやお菓子配布、ミニゲーム、花火など、子どもたちが楽しめる企画が盛りだくさん。夏休みの思い出づくりに訪れた多くの親子連れでにぎわいました。
地域の皆さまと笑顔を分かち合える、あたたかい交流の場となりました。
8月19日 豊川商工会議所 夏休み親子社会見学
豊川商工会議所主催の「夏休み親子企業見学会」にて、親子の皆さまを加山興業にお迎えしました。
見学では、太陽光パネルや銅ナゲット機の実演をご覧いただき、処理後の銅やガラスを実際に手に取って重さを体感していただきました。


続いて、会社説明に加えてレジンワークショップやSDGsかるたを体験。
親子で楽しみながら資源循環や環境について学んでいただけるプログラムとなりました。


盛りだくさんの内容でしたが、参加者の皆さまが真剣に学び、笑顔で体験を楽しむ姿が印象的でした。
夏休みの思い出に残る学びと体験の一日となりました。
8月22日 とよたSDGsミライ大学2025
豊田市のT-FACEにて開催された「とよたSDGsミライ大学2025」に参加し、みつろうワークショップを実施しました。
KAYAMAファームのみつばちがつくったみつろうを使い、シートを切ったり丸めたり、型を抜いたりして、オリジナルキャンドルを制作。
参加者の皆さまは星やハートの形など、思い思いの作品を仕上げていました。


また、SDGs講座やみつばちクイズも交えながら、みつばちと私たちの暮らし・環境とのつながりを紹介。
「知らなかった!」「なるほど!」といった声も多く寄せられ、楽しみながら学べる時間となりました。
身近なものづくりを通して、SDGsや環境について考えるきっかけをお届けできた一日となりました。
8月22日 蒲郡屋台村
蒲郡市宝町で開催された「第5回 蒲郡屋台村」に、エコロクルのキッチンカーが出店しました。
このイベントは「蒲郡を盛り上げたい」という地元の想いから始まった地域密着のお祭りで、期間中はスタンプラリーや屋台企画も行われ、家族連れを中心に幅広い世代でにぎわいました。


コロクルのブースでは、はちみつレモネードやホットドッグ、フランクフルト、塩ミルクジェラートなどを提供。
夏の夕涼みにぴったりのメニューとして、多くのお客様にご利用いただきました。
地元の皆さまと交流を深めながら、夏のひとときを共に楽しむことができました。
8月23日 松葉小学校夏祭り
豊川市立松葉小学校で開催された夏祭りに出店しました。
校庭では地域の皆さまが集い、盆踊りや屋台などでにぎわい、隣接する公園にはエコロクルのキッチンカーが出店。
はちみつレモネードやホットドッグなどを販売し、多くのお客様に立ち寄っていただきました。


地域の夏祭りならではの温かな雰囲気の中で、子どもから大人まで幅広い世代の方々と交流でき、笑顔あふれる時間を共有することができました。
8月23日 とよかわ輝まつり2025
豊川市最大級の夏祭り「輝まつり2025」が総合体育館周辺で開催され、エコロクルも出店しました。
夕方から夜にかけて会場は多くの来場者でにぎわい、ステージでは吹奏楽団の演奏や迫力ある和太鼓が披露されました。クライマックスにはミュージック花火や豊川ならではの手筒花火が打ち上げられ、夜空を彩りました。


エコロクルのブースでは、はちみつレモネードやホットドッグを提供し、祭りを楽しむ皆さまにご利用いただきました。
地域を代表する夏の一大イベントに参加し、笑顔あふれる時間を共有できた一日となりました。
8月24日 盆ダンスFESTIVAL2025
「盆ダンスFESTIVAL2025」が豊川稲荷で初開催され、エコロクルも出店しました。
盆踊りの伝統にDJサウンドやダンスパフォーマンスを融合した新感覚のフェスとして注目され、多くの来場者でにぎわいました。ライトアップされた櫓や提灯の点灯式が幻想的な雰囲気を演出し、会場は音と光に包まれた特別な空間となりました。


エコロクルのブースでは、はちみつレモネードやホットドッグ、フランクフルトを提供。音楽とともに盛り上がる会場で、多くのお客様にお立ち寄りいただきました。
地域の伝統と現代カルチャーが交差する場で、笑顔あふれるひとときを共有することができました。
8月31日(日) サーラプラザ豊橋 お得意様感謝祭
サーラプラザ豊橋で開催された「お客様感謝祭」に、エコロクルのキッチンカーが出店しました。
会場は家族連れを中心に多くの来場者でにぎわい、さまざまな企画や催しが行われました。


エコロクルのブースでは、はちみつレモネードやホットドッグ、はちみつバウムクーヘンなどを販売。
ドリンクはミニサイズもご用意し、水分補給やちょっとした一休みにもご利用いただきました。
ご来場のお客様にご利用いただき、笑顔あふれるひとときを共有できた一日となりました。
日刊工業新聞(2025年8月29日付)に掲載されました
8月29日付の日刊工業新聞に、加山興業の取り組みが掲載されました。
記事では、20年前は「正しく処理すること」よりも「安く処分すること」が優先されていた産業廃棄物処理が、いまではお客様自身が“最終処分責任”を意識する時代に変わってきていることが紹介されています。
リサイクル材の利用については、まだ「使えるはずなのに使えない」課題もあるものの、自動車や電機、医療機器などの分野では、規制や安全性に配慮しながらも活用の可能性が広がっていると述べています。
また、消費者の意識が「ごみ=資源」へと変わることでリサイクル率がさらに高まること、そして海外エネルギーへの依存が大きい日本にとって、廃棄物資源の再利用はますます重要になっていくことが強調されました。
加山興業はこれからも、資源循環を進めながら、皆さまと一緒に意識を変えていけるよう取り組んでまいります。

[執筆]経営企画室 城所俊輔
[投稿]投稿日 2025年9月9日