サステナビリティ – 代表メッセージ

SUSTAINABILITY MESSAGE

代表メッセージ

当社の経営方針としてSDGsが現れる以前から「未来ある次世代にこの美しい地球を継承していくために、我々は何をしていくべきなのか」について深く考えることに重きを置いてきました。そして、2020年度(当社60期)から先代の「廃棄物を適切に処理することが真に豊かな未来へ通じる道であり、よりよい環境を残すことが我々の使命である」を受け継ぎ、サステナビリティに対して真摯に向き合っていくことで、社会に対して存在意義のある企業であり続けるため、中長期目標を策定しています。

具体的には、「Our Planet, Our Home」=私たちの惑星(地球)は私たちの家である。加山興業は「緑あふれる」=豊かな自然環境、「クリーンな」=廃棄物のない、自然エネルギーの利用、「日常」=ありふれた毎日こそが幸せであり、地球に暮らす全ての生き物が共存共栄し、幸せに暮らすことができる世界の実現を目指すことをありたい姿として捉えています。

それを実現する上で、環境や社会に与えるインパクトが大きく且つ自社が強みとしている廃棄物中間処理業、環境ソリューション事業等バリューチェーン全体を考慮して、「資源循環・適正処理」「脱炭素」「地球共生」「環境共生」「ウェルビーイングの追求」「コンプライアンス遵守・リスクマネジメント」という6つのサステナビリティ領域における重要課題を設定しています。

「資源循環・適正処理」については、あらゆる廃棄物の適正処理を継続して満たしていくこと、マテリアルリサイクルやケミカルリサイクル等新たな事業領域の挑戦を通じたサーキュラーエコノミー経済への貢献を目指していきます。「脱炭素」については2050年カーボンニュートラル達成に向けた取り組みを通じた、「クリーンな日常を世界に」 につながる社会創造への貢献を目指していきます。「地球共生」については、様々な社会課題に対してマルチステークホルダーとのエンゲージメントを重視しながら柔軟に応え続けることができる”I’m Here! ” (いつもそばに)の体現を目指していきます。「環境共生」については、「緑あふれる」=自然環境と生態系を豊かにする整備を目指していきます。「ウェルビーイングの追求」については、社員がお互い尊重し高め合い、安寧な生活を営むことができる会社の実現を目指していきます。「コンプライアンス遵守・リスクマネジメント」については、揺るがない企業基盤の構築による永続的にステークホルダーから必要とされ続ける会社の実現を目指していきます。

サステナビリティに対して、まずはできること、やるべきことを着実かつ意欲的に取り組みながらも今後の社会のイノベーションに対して柔軟に取り込み、社会に対してライフスタイルの行動変容を促していきながら、ステークホルダーの期待に対して着実に応えていくことで、恒久的に社会から必要とされる企業であり続けていきます。

加山興業株式会社
代表取締役 加山順一郎