2025年7月 イベントレポート

暑さとともに、活動の幅も広がった7月。
加山興業では、地域授業の実施や新しい企画への挑戦など、さまざまな取り組みを行いました。
地域や人との関わりを深め、未来へとつながる一歩を積み重ねた1か月。
その活動の一部をご紹介します。

豊川市内小学校 環境授業

7月は、豊川市内の3つの小学校(東部小学校・赤坂小学校・国府小学校)にて、出張環境授業を実施しました。

■7月3日(木) 東部小学校 環境授業
当日は日差しの強い一日となりましたが、児童の皆さんは「ごみの分別」や「パッカー車」に関するお話をとても熱心に聞いてくださり、真剣な表情で授業に参加する姿が印象的でした。
授業では、パッカー車の仕組みや役割について説明を行った後、実際に 乗車体験 を実施。運転席の高さや、車体が実際に動く様子を目の当たりにし、驚きの声があがりました。
さらに、児童の皆さんには「緊急停止ボタン」や「消火器」を探したり、タイヤの数を数えるなど、楽しみながら安全装置や構造について学んでいただきました。

■7月4日(金) 赤坂小学校 環境授業
実際に使用されている 5キロのゴミ袋 を用いた「ゴミの投げ入れ体験」を行い、児童の皆さんに収集運転手が日々運んでいる袋の重さを体感していただきました。
袋を持ち上げた瞬間に「思ったより重い!」と驚きの声があがり、普段のごみ出しの裏側を実感するきっかけとなりました。
また、リサイクルに関する講話では、クイズやゲームを交えながら進行。児童の皆さんは楽しみながら、正しい分別方法やリサイクルの大切さについて学んでくれました。

■7月4日(金) 赤坂小学校 環境授業
ごみの分別がどのように環境保全につながるのかを、身近な例を交えながらお話ししました。
児童の皆さんは真剣に耳を傾け、「普段の家庭での分別が大事なんだ」と理解を深めている様子が印象的でした。
パッカー車の体験では、運転席に座ったり車体の仕組みを間近で観察したりしながら、普段は見ることのできない部分に多くの関心が集まりました。
「このボタンは何に使うの?」といった積極的な質問も飛び交い、学びの時間がより充実したものとなりました。

環境授業を通して、児童の皆さんがごみの分別やリサイクルの大切さを体験を交えて学んでくれたことを大変嬉しく思います。
この学びが日々の生活の中での行動につながり、将来の環境保全にも活かされることを期待しています。
今後も地域の皆さまと共に、環境教育の取り組みを継続してまいります。

光ヶ丘女子高等学校 インターンシップ

光ヶ丘女子高等学校の皆さんとともに、福祉講座(第3弾)およびお土産商品開発インターンシップを実施しました。
バタフライピーを使ったアレンジレシピの体験や、豊川稲荷の名物「大判おきつね」をテーマにした商品開発ワークショップなどを通じて、生徒の皆さんと一緒に「地域の魅力」や「新しい商品づくり」について考える貴重な機会となりました。

■7月7日(月) 出前授業「福祉講座」(第3弾)
今回のテーマは 「バタフライピーコーディアルを使ったアレンジレシピ」。
先日生徒の皆さまに考案いただいたアイディアの中から、バタフライピーをお米の色付けに使用した オリジナルいがまんじゅう をサプライズでお持ちし、福祉講座に参加した2・3年生の皆さまに試食していただきました。
試食の際には「色がきれい!」「かわいい!」「美味しい!」といった感想が寄せられ、笑顔あふれる時間となりました。

また、アンケートも実施し、
「商品化するならパッケージはこうしたい」
「伝統のお菓子をもっとアレンジしてみたい」
といった商品化に向けた率直で貴重なご意見やアイディアを多数いただくことができました。
今回の取り組みを通じて、生徒の皆さまと一緒に考え、形にしていく喜びを改めて感じています。
今後もいただいた意見を活かしながら、商品開発に向けて一歩ずつ前進してまいります。

■7月19日(土) 光ヶ丘女子高等学校 × 松屋 × 加山興業 豊川のお土産商品開発
豊川稲荷の名物である 「大判おきつね」 をテーマに、地元ならではのお土産開発に挑戦。
生徒の皆さまは加山興業、そして豊川稲荷の人気店「松屋」さまと一緒に、アイデアを出し合いながら新しいお土産商品の考案に取り組みました。
当日は「松屋」さまで名物の 大判おきつねうどん を実際に味わい、豊川稲荷の散策も楽しみながら、地元の文化や魅力を存分に体感していただきました。

その後のワークショップでは、「こんなお土産があったら面白い!」「試作品が待ちきれない!」といった声があがるほど、ユニークで斬新なアイデアが数多く飛び出しました。

今回のインターンシップを通じて、生徒の皆さまが地元の魅力に改めて触れながら、お土産開発に主体的に取り組む姿がとても印象的でした。
今後はいただいたアイデアをもとに試作品づくりを進め、“豊川稲荷の新名物”となるようなお土産商品 を目指して、引き続き一緒に取り組んでまいります。

次回はいよいよ、お楽しみの試食会&パッケージデザインのワークショップを予定しています。
アイデアが実際にどのような形になるのか、どうぞご期待ください!

St. Andrews International School」インターンシップ

6月30日(月)から7月2日(水)までの3日間、タイのインターナショナルスクール「St. Andrews International School」の学生さんたちが、加山興業のインターンシップに参加しました。

6月30日(月)― 1日目
初日は、千両リサイクルプラント、市田リサイクルプラント、そしてKAYAMAファームを見学。
炎天下の中での見学となりましたが、学生さんたちは疲れを見せることなく、実際に稼働しているリサイクル施設の現場に強い関心を寄せていました。特に太陽光パネルリサイクルの実演では、ガラス剥離の前後で重さが変わる様子を実際に触れながら体感。再資源化の仕組みや工夫に対して目を輝かせる姿が印象的でした。

午後は SDGsカードゲーム に挑戦。限られた資源や社会課題にどう向き合うかをチームで議論しながら進め、見事に「SDGs達成度100%」の世界を実現しました。
ゲームを通じて楽しみながらも、協働や対話の大切さを学ぶことができ、未来志向の考え方を深める一日となりました。

■ 7月1日(火)― 2日目
2日目の午前は、座学からスタート。日本における廃棄物の歴史や「一般廃棄物」と「産業廃棄物」の違いを学びました。
母国の仕組みと比較しながら熱心にメモを取る学生さんの姿もあり、国際的な視点で考えるきっかけになったようです。
続いて行ったのは、リサイクル素材を使ったアクセサリー作り。リサイクル素材を使った、世界にひとつだけのオリジナルアクセサリーを制作しました。

午後は、豊川清掃工場を訪問。市内で回収された可燃ごみがどのように処理されているのかを見学しました。特に炉から高温で溶けた廃棄物が流れ出る瞬間には驚きの声があがり、興味津々の様子でした。
座学・体験・現場見学を組み合わせた1日で、たくさんの“気づき”と“体験”が詰まった1日となりました。

■ 7月2日(水)― 最終日
最終日は、市田工場での実習体験からスタート。太陽光パネルのガラス剥離やOA機器の解体、ケーブルの下処理などをグループに分かれて実際に作業しました。
初めての作業にも関わらず、皆さんとても集中して取り組んでくれました。

午後には、この3日間の集大成となる最終発表会を実施。テーマは「このインターンで得た学びをどうタイの未来に活かすか」
各グループからは、環境教育の重要性やリサイクル技術の導入、地域社会との協働の可能性など、多彩でユニークなアイデアが飛び出しました。学生さんたちの視点の新しさや柔軟さに、私たちも大きな刺激を受ける時間となりました。

3日間にわたるインターンシップを通して、学生さんたちは「リサイクルの仕組み」や「環境への取り組み」を体験的に学びました。
見学・実習・ゲーム・発表など多角的なプログラムを通じて、日本の廃棄物処理や加山興業の事業への理解を深めていただけたと感じています。

今回のインターンシップが、学生さん一人ひとりにとって未来を考えるきっかけとなり、母国での活動や将来のキャリアに役立つことを心から願っています。
私たちにとっても、国際的な視点を共有する貴重な学びの場となりました。

7月5日-7月6日 七夕ナイトバブルフェス

2025年7月5日・6日の2日間、岡崎市美術館駐車場にて開催された「七夕ナイトバブルフェス」に、エコロクルのキッチンカーが出店いたしました。
夜空に舞うバブルと光の演出による幻想的な空間には、多くのご家族や友人連れのお客様が訪れ、夏の夜を楽しむ姿で会場は大いに賑わいました。

当日は、自家製レモネードやロングソーセージホットドッグを販売。特に小松菜を練り込んだ緑色のパンを使用した限定ホットドッグは、KAYAMAカラーを意識したメニューとして多くのお客様に好評をいただきました。
レモネードとともに楽しむボリューミーなホットドッグは、暑い夜にぴったりの一品となり、たくさんのお客様にお立ち寄りいただきました。

7月8日 豊明市役所地域福祉課 工場見学

豊明市民生委員の皆さまが、加山興業の本社および市田工場を見学されました。
本社では、当社の事業内容や環境への取り組みについてご紹介し、市田工場では太陽光パネルのガラス処理工程や銅ナゲットの製造実演をご覧いただきました。
実際の現場を見て、聞いて、体感していただくことで、資源循環やリサイクルの仕組みをより深く知っていただく機会となりました。

今回の見学を通じて、地域の皆さまと環境問題について理解を共有し、より一層つながりを深めることができました。
加山興業では、今後も地域の皆さまとの交流を大切にしながら、環境教育や循環型社会の実現に向けた取り組みを進めてまいります。

7月11日 藤クリーン株式会社様 訪問

岡山県の 藤クリーン株式会社 様を訪問し、プラント施設に加えて「コンケンビオガーデン」「コンケンセラピーガーデン」を見学させていただきました。
ガーデンには、自社で生産されている再生砂や再生砕石といったリサイクル製品が活用されており、豊かな緑と多様な生きものが共生する空間は、「廃棄物処理施設」の従来のイメージを覆すほど美しいものでした。

また、すでに自然共生サイトに登録されている藤クリーン様からは、弊社の今後の登録に向けた貴重なアドバイスもいただき、新たな気づきを得る場となりました。
自然と産業の共生を実践されている取り組みに触れることで、地域・環境・人にやさしい企業活動のあり方を改めて考えることができました。

7月11日 猿投台地区高連リーダー研修会

猿投台地区高連リーダー研修会(敬老クラブ)の皆さまが、加山興業を訪問されました。
豊川本社にて会社概要やリサイクル素材についてご紹介した後、市田プラントにて工場見学を実施しました。
見学では、銅ナゲット機や太陽光パネル手動機の実演もご覧いただき、参加された皆さまからは多くのご質問をいただきました。リサイクルや資源循環に高い関心を持って見学いただいている様子が印象的でした。

今回の見学を通じて、当社の取り組みを知っていただくとともに、リサイクルの大切さを共有できたことを大変嬉しく思います。今後も工場見学を通じて、より多くの方に資源循環の重要性を伝えてまいります。

7月12日 名古屋芸術大学 工場見学

名古屋芸術大学の学生の皆さまが、千両工場および市田工場を見学されました。
実際の作業現場や設備を間近にご覧いただき、太陽光パネルから排出されるガラスのリサイクル工程についてご説明するとともに、そのガラスを芸術作品に活かす可能性について意見交換を行いました。

環境とアートをつなぐ新たな取り組みに触れることで、私たち自身も有意義な時間を過ごすことができました。
今後も、こうした交流を通じて、リサイクルの可能性や持続可能な社会の実現について共に考えてまいりたいと思います。

7月13日 遊んで!学んで!体験しよう!とよたサマーチャレンジ!

豊田市環境学習施設エコットにて開催された「遊んで!学んで!体験しよう!とよたサマーチャレンジ!」に、エコロクルがキッチンカーとワークショップブースを出展しました。
キッチンカーでは定番の「自家製レモネード」と「ロングホットドッグ」を販売。ワークショップでは、リサイクル素材を活用したオリジナルキーホルダー作りを体験いただきました。
飲食と学びの両方を一度に楽しめる出展スタイルは珍しく、多くのお客様に立ち寄っていただきました。
会場では、エコに関するワークショップ15件以上のほか、ごみ焼却場の見学ツアーや著名人によるトークショーなど、多彩なプログラムが展開され、子どもから大人まで幅広い世代が環境について楽しく学ぶ姿が見られました。

また、当社制作の新冊子「みつばち!秘密発見!」もお披露目。みつばちの生態からはちみつ採集の流れまでを紹介しており、自由研究の題材にもぴったりの内容として多くの方に関心を持っていただきました。
冊子はHPよりダウンロード可能ですので、ぜひチェックしてみてください!


▽みつばち冊子本紙▽
https://kayama-k.co.jp/ja/wp-content/uploads/2025/07/honeybee_secrets_-2048×1448.jpg
▽みつばち研究ノート▽
https://kayama-k.co.jp/ja/wp-content/uploads/2025/07/honeybee-note_.jpg

7月19日 須賀社大祭

田原市古田町で行われた「須賀社大祭」に、エコロクルのキッチンカーが出店いたしました。
須賀社(すがしゃ)は、平安時代から続くと伝えられる由緒ある神社で、地元の人々に親しまれてきた場所です。境内は木々に囲まれ、静かで清らかな空気が流れる癒しのスポットとしても知られています。

祭りに訪れた多くのお客様に立ち寄っていただき、にぎやかな雰囲気の中でお楽しみいただきました。
地域の歴史と伝統に触れながら、地元の皆さまと交流できる貴重な機会となりました。

7月20日 ええじゃないかふるまいフェス2025

豊橋駅前の emCAMPUS(エムキャンパス)まちなか広場にて開催された「ええじゃないか ふるまいフェス in 豊橋」に、エコロクルのキッチンカーが出店いたしました。
「ええじゃないか ふるまいフェス」は、“ええじゃないかを伝播する”をテーマに、グルメ・音楽・パフォーマンス・ワークショップなどが一堂に集まる体験型イベントで、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる地域密着のお祭りです。

当日は、暑い夏にぴったりの手づくりレモネードやホットドッグをはじめとするフード&ドリンクを提供。会場は『ええじゃないか!』の掛け声と笑顔に包まれ、にぎやかな雰囲気となりました。
地域とともに盛り上がるイベントを通じて、たくさんの方々とふれあえる貴重な機会となりました。

7月21日 道の駅とよはし

『道の駅とよはし』にてエコロクルのキッチンカーを出店しました。
当日は夏の日差しが照りつける暑い一日となり、冷たい自家製レモネードが大変好評でした。ジェラートやホットドッグなどのメニューもご用意し、ドライブの合間や休憩に立ち寄られた多くのお客様にご利用いただきました。

黄色いキッチンカーが目印となり、地域の皆さまに笑顔をお届けできる一日となりました。

7月26日 大野夏祭り

新城市の鳳来中央集会所前で開催された「大野夏祭り」に、エコロクルのキッチンカーが出店しました。
地域の皆さまが集う夏祭りは、夕方から夜にかけて多くの来場者で賑わい、にぎやかな雰囲気に包まれました。
レモネードカラーの黄色いキッチンカーを目印に、たくさんのお客様に立ち寄っていただきました。

地元の皆さまと夏のひとときを共に楽しみ、笑顔あふれる交流の場となりました。

7月26日 環境教育インストラクターフォローアップ研修会

稲永ビジターセンターにて開催された「環境インストラクターフォローアップ研修」に参加し、環境教育実践企業として事例発表を行いました。
今回のテーマは「連携」。
当社が地元小学校や各種環境教育加盟団体と協働して取り組んできた出張環境授業やリサイクル工場見学の事例を紹介しました。

発表後には、環境省、市民活動団体、企業の皆さまと意見交換を行い、今後の活動に向けて多くの学びを得ることができました。

7月27日 エコパルなごやみつろうイベント

エコパルなごやにて「みつろうキャンドルづくり」のワークショップを開催しました。
KAYAMAファームのみつばちたちがつくった“みつろう”をシート状に加工し、丸めたり切ったり、型を取ったりしながら、オリジナルのキャンドルづくりを楽しんでいただきました。


子どもから大人まで幅広い世代の方が参加され、手を動かしながら自然素材の温かみや、みつばちがつなぐ循環の大切さを体感いただく機会となりました。
環境について学びながらものづくりを楽しめるイベントとして、多くの笑顔が見られました。

7月30日 献血活動

豊川本社にて献血を実施しました。
当日は弊社スタッフに加え、地域の皆さまにもご協力いただき、多くの方々が献血に参加してくださいました。
ご参加いただいた方には、感謝の気持ちを込めて KAYAMAはちみつバウムクーヘンをプレゼント。
温かい交流のひとときとなり、地域とのつながりを改めて感じる機会となりました。

7月31日 愛産協親子見学ツアー

愛知県産業資源循環協会主催による「夏休み親子工場見学」が開催され、加山興業でも親子の皆さまをお迎えしました。
見学は、コンテナ内での動画視聴や展示サンプルの体験からスタート。実際の工場見学では、稼働する機械を写真や動画に収めたり、スケッチする姿も見られました。さらに銅線おみくじやリサイクルクイズなども実施し、楽しみながら資源循環への理解を深めていただきました。

工場見学後はKAYAMAファームを訪れ、ハチや植物、ため池の観察も行いました。
またファームでは、子どもたちが遊具で元気いっぱいに遊ぶ姿も見られ、笑顔あふれるひとときとなりました。

工場だけでなく自然とのつながりを体験できるプログラムとなり、参加した親子にとって夏休みの思い出に残る一日となりました。

循環経済新聞(7月14日付)に掲載されました

加山興業は、2021年に東海エリアの産業廃棄物業者として初めて SBT(Science Based Targets)認定 を取得しました。
以降、目標達成に向けてCO2排出量の少ない燃料への切替や、全社での再生可能エネルギー100%導入など、具体的な取り組みを進めています。
直近の課題は、廃棄物処理過程におけるCO2排出量の削減です。この課題解決に向け、名古屋大学と連携した産学協働プロジェクトを推進し、技術的な検討や新たな方法の模索を行っています。
今後も積極的に情報発信や他社との連携を行いながら、2050年カーボンニュートラルの実現を目指して取り組みを加速してまいります。

SBT(Science Based Targets) とは? ~
SBT(Science Based Targets) とは、パリ協定が求める「産業革命前からの気温上昇を1.5~2℃未満に抑える」という目標と整合した、科学的根拠に基づく温室効果ガス削減目標のことを指します。
企業が自らのCO2削減目標をSBTイニシアチブ(国際機関が運営)に申請し、承認を得ることで「科学的に妥当な削減目標」として国際的に認められる仕組みです。

東愛知新聞(2025年7月18日号)掲載されました

この度、加山興業が取り組む「使用済紙おむつ再生利用プロジェクト」が、令和7年度 地域の資源循環促進支援事業「循環型ビジネスモデル実証事業」に採択されました。
本プロジェクトは、使用済紙おむつの焼却処理という社会課題に挑戦し、廃棄物を再生プラスチックとして再利用する仕組みづくりを目指すものです。
今年度は、大手化学メーカーなどと連携し、市の指定ごみ袋などへの再生プラスチック活用に向けた試作品製造と評価にも取り組みます。
今後は全国展開も視野に、循環型社会の実現に向けて新たなリサイクルの可能性を切り拓いてまいります。

豊橋技術科学大学様から感謝状を賜りました

豊橋技術科学大学様より感謝状を賜りました。
約10年前から継続して行っているインターンシップ受入に対し、これまでの取組みに感謝のお言葉をいただいたものです。
当社では、リサイクルプラントの現場体験を通じて廃棄物の組成や課題把握に役立つ研究支援、また自社ブランディング強化に関連する企画業務の体験など、学生の希望に応じた多様なプログラムを提供してきました。これにより、参加した学生の皆さんが将来のキャリア形成につなげられるよう支援しています。
今後も本事業をはじめ、地域の皆さまとの連携を大切にしながら、より良い社会づくりに貢献してまいります。

[執筆]経営企画室 城所俊輔
[投稿]投稿日 2025年9月1日